マザーズ指数は6日続落、投資家心理の冷え込む

東証マザーズ指数は前日比12.65ポイント安の837.77ポイントと6日続落。
19年10月17日以来およそ3か月ぶりの安値だった。
前の日の大幅下落の反動から買いが優勢になり、主要3指数は揃って反発。為替市場も前日からやや円安方向に振れるなか、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。しかし、歯止めがかからない新型肺炎の広がりを背景にした投資家心理の冷え込みが続いた。
自律反発の域を出なかったことから、マザーズ指数はマイナスに転じた。
サンバイオが昨年来安値を更新。そーせいやジーエヌアイ、アンジェスなど医薬品・バイオ関連の下げが目立った。一方、前日に大幅安となった弁護士COMが高い。19年10~12月期決算を発表したマクアケは売り買いが交錯。急騰後に利益確定売りに押され、上げ幅を縮小して終えた。
値上がり銘柄数は66、値下がり銘柄数は238となった。

 
個別では、フルッタフルッタ、SREホールディングス、ランディックス、リビン・テクノロジーズ、スペースマーケットなど8銘柄が昨年来安値を更新。アズーム、BuySell Technologies、サーバーワークス、HPCシステムズ、フロンティアインターナショナルが売られた。
 
一方、メディア工房、カヤック、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズがストップ高。ジェネレーションパスは一時ストップ高と値を飛ばした。ソケッツ、JMDCは昨年来高値を更新。ソーシャルワイヤー、ジェイテックコーポレーション、弁護士ドットコム、ブリッジインターナショナル、ブシロードが買われた。
 
 

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