東証マザーズ指数は6日続伸した。終値は前週末比22.59ポイント高い761.50となり、2月26日以来2カ月ぶりの高値を付けた。
米国市場の大幅な上昇については既に織り込まれていた中、主力市場では売りが先行。その反面、新興市場には前週の流れが継続し資金が流入する格好に。マザーズ指数も上昇して始まった。コロナショックの暴落による売りが一巡し、個人投資家のマインドは改善している。インターネットサービス関連や直近新規株式公開(IPO)への物色意欲は旺盛になっている。
関通など直近IPOを実施した銘柄の上昇が目立った。
売買代金は概算で1569.20億円。騰落数は、値上がり242銘柄、値下がり71銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、ケアネット、ネットイヤーグループ、ビリングシステム、オークファン、FFRIなど26銘柄がストップ高。リンクバル、リグア、アディッシュは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、Jストリーム、メルカリ、メドレー、ビザスクなど17銘柄は年初来高値を更新。ドラフト、Delta-Fly Pharma、INCLUSIVE、Kids Smile Holdings、松屋アールアンドディが買われた。
一方、サンバイオ、メドレックス、フィット、NexTone、Aimingが売られた。
