マザーズ指数は6日続伸、投資家心理もやや改善

東証マザーズ指数は6日続伸した。2月18~27日に8日続伸して以来の長さとなる。終値は前日比4.16ポイント高い865.68だった。
新規材料難のなか週末の持ち高調整要因などもあり、下落する場面も見られた。
ただ、一時下げに転じていた日経平均が再度上昇に転じるなど底堅さを見せるにつれ、投資家心理もやや改善したとみられ、再度にプラス圏に転じた後は徐々に上げ幅を拡げる展開となった。
時価総額の大きいメルカリが5%超と大きく値を上げるなか、午後に入ってからは指数インパクトの大きいサンバイオやそーせいといったバイオ関連株も買われはじめマザーズ指数の押し上げに寄与した.

東証1部市場の日経平均株価が連日で年初来高値を更新しており、個人を中心に投資家心理が積極化していた。
売買代金は概算で647.52億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり177銘柄、変わらず15銘柄となった。

上場2日目となるインテMは3420円で取引を終え、初値の4000円を580円下回った。25日に上場したBASEは1333円で取引を終え、初値(1210円)を123円(10.2%)上回った。公募価格を大幅に下回って寄り付いた後に切り返し、市場関係者からは「投資意欲は旺盛」との声が上がっていた。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は178となった。
 
個別では、グランディーズ、中村超硬が年初来高値を更新。チームスピリット、ACCESS、アイリッジ、リックソフト、HANATOUR JAPANが買われた。
 
一方、はてな、インフォネット、みらいワークス、和心が年初来安値を更新。ツクルバ、アクトコール、エディア、イトクロ、霞ヶ関キャピタルが売られた。
 

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