マザーズ指数は6日続伸、個人投資家の買い

東証マザーズ指数は前週末比15.28ポイント高の932.04ポイントと6日続伸。
米国株高を受けて東証1部市場全般が買い先行の展開となっており、マザーズ市場にも資金流入が継続した。バイオ医療関連株や直近上場銘柄などに個人投資家の買いが入りしっかりした展開となった。
海外投資家の動きが鈍く、東証1部の大型株の値幅があまり広がらない中、個人など短期売買の投資家の商いがマザーズやジャスダックに集まりやすかった。引き続きバイオ医療関連株がにぎわって相場を下支えしたほか、「直近上場銘柄も人気だった」という。
値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は107となった。
 
個別では、ITbookホールディングス、総医研ホールディングス、アンジェス、オンコリスバイオファーマがストップ高。リネットジャパングループ、クラウドワークス、ウォンテッドリー、リンク、アイリックコーポレーションなど7銘柄は昨年来高値を更新。夢展望、ブライトパス・バイオ、メディアシーク、プロパティデータバンク、旅工房が買われた。
 
一方、アクセルマーク、アクアラインが昨年来安値を更新。Kudan、マーケットエンタープライズ、ベルトラ、ピアラ、ソフトマックスが売られた。
 
22日に上場した識学の終値は、初値を150円(3.3%)上回る4700円だった。上場初日は買い気配のまま終え、25日午前に公募・売り出し価格(公開価格)の1500円の2.5倍となる4550円で取引が成立していた。市場では「識学は前評判も高く、相場上昇で心理が上向いた投資家が素直に買いを入れることができた」との声が聞かれた。
 

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