マザーズ指数は6日ぶり反落、直近IPO銘柄が売買活況

東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比10.93ポイント安い1108.10だった。
東京株式市場は手掛かり材料に乏しく、東証1部は夏枯れ相場となっており、個人投資家中心に資金がマザーズなど新興市場の個別株に向かいやすくなっている。今日のマザーズ指数は朝方高くなる場面もあったが、前場中頃からはマイナス圏で下げ幅を拡大した。
当然のスピード調整とみる向きがあった。むしろ、後場にマザーズ指数が下げ渋ったことや、モダリス、T&Sなどの直近IPO銘柄が売買活況されたことなどから、物色意欲は旺盛だとの指摘もあった。BASEやメルカリ、弁護士COMなどの大型IT関連株は下落した。半面、マクアケやフリー、すららネットなどは上昇した。
値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は212となった。
 
20日に東証マザーズ市場に新規上場したニューラルは買い気配のまま売買不成立で上場初日の取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、900円)の2.3倍にあたる2070円に切り上げた。
 
個別ではトレンダーズ、バンク・オブ・イノベーション、データセクション、オンコセラピー・サイエンス、ログリーが売られた。
 
 一方、Mマート、コマースOneホールディングス、JMCがストップ高。エムビーエス、フィーチャは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、cotta、イグニス、日本ファルコム、ラクスなど24銘柄は年初来高値を更新。ティアンドエス、SERIOホールディングス、MTG、バリュエンスホールディングス、ベルトラが買われた。
 

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