マザーズ指数は6日ぶり反落、投資家心理の悪化

東証マザーズ指数は前日比9.42ポイント安の944.28ポイントと6日ぶり反落。
前日の米国株の大幅続落で投資家心理の悪化、リスク回避ムードから売りが波及している。
米中貿易協議の行方が懸念されるなか、NYダウが約1カ月ぶりに26000ドル台を割り込んだ。為替市場でも1ドル=110円台前半へと円高が進むなど外部環境の不安定さが増している。マザーズ市場にも利益確定売りが出ている。

一方、前日は日経平均が300円を超える下落となるなか、連休明けとあって個人投資家による中小型株物色は活発で、マザーズ指数は比較的強い動きを見せた。本日も東証1部の主力株を回避した投資資金が中小型株に流入すれば、マザーズ指数や先物の下げは限定的にとどまる可能性があるだろう。
値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は188となった。
 
個別では、オイシックス・ラ・大地、ユナイテッド&コレクティブ、ZUU、神戸天然物化学、ジャパンインベストメントアドバイザーなど6銘柄が年初来安値を更新。ハウテレビジョン、カオナビ、リボミック、バンク・オブ・イノベーション、あんしん保証が売られた。
 
一方、イオレ、手間いらず、ファンデリー、ネットイヤーグループ、システムサポートなど8銘柄が年初来高値を更新。トビラシステムズ、シルバーライフ、チームスピリット、エコモット、プロレド・パートナーズが買われた。

 

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