マザーズ指数は6日ぶり反落、投資家心理が弱気

東証マザーズ指数は6営業日ぶりの下落で、終値は前日比12.98ポイント安い940.72だった。米中貿易問題の激化への警戒感が投資家心理を弱気に傾けた。メルカリやラクスルなど直近での値動きの良かった銘柄に利益確定売りが優勢となった。アンジェスが午後に下げ幅を広げ指数を押し下げた。
好業績銘柄や材料株の一角への物色はみられたものの、個人投資家によるセンチメント悪化を受け、時価総額上位銘柄が揃ってさえない動きとなった。
マザーズ市場の売買代金は概算で944.05億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり184銘柄、変わらず11銘柄となった。

個別では、オイシックス・ラ・大地、ユナイテッド&コレクティブ、ZUU、gooddaysホールディングス、神戸天然物化学など7銘柄が年初来安値を更新。ジャパンインベストメントアドバイザー、カオナビ、ハウテレビジョン、窪田製薬ホールディングス、シノプスが売られた。
 
一方、ネットイヤーグループがストップ高。イオレ、手間いらず、ファンデリー、串カツ田中ホールディングス、システムサポートなど10銘柄は年初来高値を更新。トビラシステムズ、チームスピリット、ジェネレーションパス、エコモット、日本ホスピスホールディングスが買われた。

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