マザーズ指数は6日ぶり反落、利益確定売り

東証マザーズ指数は前日比1.50ポイント安の1205.54ポイントと6日ぶり反落した。
東京市場全般が軟調な地合いとなったことで、新興市場にも利益確定売りが先行した。
マザーズ指数は朝方小高く始まったが、後場寄りにかけて弱含みの展開。指数組み入れ前の直近IPO(新規株式公開)銘柄に物色の矛先が向いた影響もあるとみられる。時価総額上位の銘柄への売りも重荷となった。
指数寄与度の高いメルカリが新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表し、下落。JTOWERが売られた。半面、医薬品株の一角や個別材料の出た銘柄に買いが入り、相場を支えた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券に通話解析が採用されたと発表したフロンテオが買われた。そーせいが上昇した。
売買代金は概算で1770.92億円。騰落数は、値上がり156銘柄、値下がり191銘柄、変わらず13銘柄となった。
 
29日にマザーズに新規上場したブルーミームは公開価格(2820円)を上回る2850円で初値を付け、3330円で取引を終えた。同じくマザーズに上場したワクーは公開価格(1920円)を上回る2362円で初値を付け、終値は2170円だった。
 
 
個別ではアクシス、パワーソリューションズ、JTOWER、AI inside、アンジェスなど8銘柄が年初来安値を更新。G-FACTORY、インパクトホールディングス、大泉製作所、Lib Work、キャリアが売られた。
 
一方、コンフィデンスが一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、ユナイテッド、サンワカンパニー、グランディーズ、AI CROSSなど14銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、日本電解、アクリート、イーエムネットジャパン、ベイシスが買われた。

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