マザーズ指数は5日続落、損失覚悟の売り

東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比17.28ポイント安い864.67だった。
米長期金利の先高観は根強く、グロース(成長)株が多いマザーズ銘柄には引き続き売りが出た。マザーズ指数は高く始まり、節目の900に近づく場面があった。前日まで2日続けて約5%の大幅安となったことで、幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが先行した。その後は戻り待ちの売りに押された。
フリーやフロンテオ、ビジョナルが売られた。一方、ウェルスナビやロコンドは買われた。市場では「連日の大幅安で個人投資家を中心に損失覚悟の売りが出やすくなっている」との声も聞かれた。
値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は346となった。
 
個別では、インタースペース、ケアネット、メディネット、総医研ホールディングス、フルッタフルッタなど108銘柄が昨年来安値を更新。セキュア、インティメート・マージャー、フレクト、セーフィー、JMCが売られた。
 
一方、サイエンスアーツがストップ高。ロードスターキャピタルは一時ストップ高と値を飛ばした。YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、Branding Engineer、HYUGA PRIMARY CARE、ロコンド、ペルセウスプロテオミクスが買われた。
 

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