東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前日比13.05ポイント高い1095.70だった。
米ナスダック市場の上値追いなどグロース株優位の相場展開が継続しており、マザーズにも買いが継続。新興主力のIT(情報技術)関連銘柄の一角に買いが入ったほか、新型コロナウイルスのワクチンを開発するアンジェスなどの医薬品株が上昇した。
メルカリやすららネット、日本電解が上昇した。半面、EnjinやPアンチエイ、インテMが下落した。
東証1部で極端な薄商いが続く中、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が一服したことで「コロナ収束後をにらんだ個人投資家から内需関連株への買いが入った」とみられる。市場では「値ごろ感に着目した買いが続いた」との指摘があった。
値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は91となった。
個別ではアクセルマーク、クリングルファーマ、キャリアがストップ高。FRONTEO、MRT、レントラックス、Enjinなど5銘柄は年初来高値を更新。すららネット、クラウドワークス、ココナラ、KIYOラーニング、アイ・パートナーズフィナンシャルが買われた。
一方、AMBITION、シリコンスタジオ、日本動物高度医療センター、Kids Smile Holdings、フューチャーリンクネットワークが年初来安値を更新。インティメート・マージャー、くふうカンパニー、日本情報クリエイト、ウェルスナビ、エクスモーションが売られた。
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