東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比16.91ポイント安い929.60だった。
前日の米国市場では、世界的な景気後退への警戒感からNYダウは3日続落、円相場も円安進行が一服していることなどを受け、買い見送りとなっている。また、本日は週末のSQ(特別清算指数)を控えた3月限の最終売買日ということもあり、限月交代に伴うロールオーバーが増加するなか、戻りの鈍さが目立つようだと資金の逃げ足が速くなっている。
サンバイオやアンジェス、そーせいなどバイオ関連株に軟調さが目立った。メルカリやミクシィといった時価総額上位銘柄の下落も指数の重荷となった。
値上がり銘柄数は67、値下がり銘柄数は201となった。
個別では、FRONTEO、アクセルマークが昨年来安値を更新。ピアラ、マーケットエンタープライズ、そーせいグループ、ブライトパス・バイオ、エスユーエスは値下がり率上位に売られた。
一方、ジーニーがストップ高。霞ヶ関キャピタル、ライトアップは一時ストップ高と値を飛ばした。アイリックコーポレーションは昨年来高値を更新。トランザス、プレシジョン・システム・サイエンス、AmidAホールディングス、ナレッジスイート、アクリートが買われた。
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