マザーズ指数は5日ぶり反落、短期的な地合いの悪化

東証マザーズ指数は前週末比20.31ポイント安の1108.35ポイントと5日ぶり反落した。
東京市場全般は堅調な推移となったが、マザーズ市場では前週末まで4日続伸していた反動から主力株の一角に売りが出た。フリーやBASE、Pアンチエイが下落した。半面、ウェルスナビやCareer、ニューラルが上昇した。
市場では「暗号資産(仮想通貨)のビットコイン急落で損失を出した投資家が、マザーズ銘柄を売って損失を埋めているようだ」との声があった。
マザーズ市場の時価総額上位10銘柄のうち9銘柄が値下がりし、短期的な地合いの悪化ぶりをうかがわせた。「買い材料に乏しい一方、値が戻れば売りたい投資家が多く、需給は緩んでいる」という。
売買代金は概算で1204.24億円。騰落数は、値上がり90銘柄、値下がり252銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、モブキャストホールディングス、ZUU、ロコガイド、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。バリュエンスホールディングス、INCLUSIVE、ベガコーポレーション、アクセルマーク、HENNGEが売られた。
 
一方、イーエムネットジャパンがストップ高。キャリアは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、プレミアアンチエイジング、アドベンチャー、日本スキー場開発、Fringe81など11銘柄は年初来高値を更新。ブランディングテクノロジー、ライトアップ、MRT、ユナイトアンドグロウ、ニューラルポケットが買われた。

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