東証マザーズ指数は前週末比10.20ポイント安の897.47ポイントと5日ぶり反落した。
大納会で市場参加者も限られるなか、マザーズ指数は売りが先行して取引を開始すると、一時894.49ポイントまで下落した。ただ、日経平均同様に売り一巡後は狭いレンジでのもみ合いとなり、こう着感が強まった。
NC-6004開発プログラムの1つである膵がんを対象とした第3相試験に基づく承認申請をしないと発表し18%安と急落したナノキャリアを筆頭にそーせい、GNI、アンジェスなどバイオ株の下げが目立った。その他、4%安となったサイバーダインの下げも指数に影響した。
売買代金は概算で1163.61億円。騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり193銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別ではナノキャリアが一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、ランディックス、はてな、リビン・テクノロジーズ、ウィルズなど11銘柄は年初来安値を更新。霞ヶ関キャピタル、マクアケ、インパクトホールディングス、ライトアップ、セルソースが売られた。
一方、ジェネレーションパスがストップ高。ITbookホールディングス、マネーフォワード、ランサーズ、JTOWER、メドピアなど11銘柄は年初来高値を更新。フロンティアインターナショナル、バリューデザイン、HPCシステムズ、中村超硬、ホープが買われた。
目次
