マザーズ指数は5日ぶり反落、センチメントの悪化

東証マザーズ指数は前日比0.90ポイント安の879.77ポイントと5日ぶり反落。
米中関係の悪化を懸念した売りが先行し、本日の日経平均株価は一時400円超下落した。こうした流れで、出遅れ感から物色が続いていたマザーズ市場もセンチメントの悪化で朝方は連れ安のような形で大きく下げて始まった。ただ、円高一服や中国副首相の発言報道を受けて、日経平均株価が急速に下げ幅を縮小していくにつれて、個人投資家心理も回復し、その後はマザーズ指数も急速に下げ幅を縮小していった。時価総額上位銘柄が買い戻されたことなども投資家心理の改善および指数の押し上げに寄与した。
 
売買代金は概算で763.51億円。騰落数は、値上がり121銘柄、値下がり168銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
21日に東証マザーズ市場に新規上場した24セブンは買い気配で始まり、9時19分に公募・売り出し価格(公開価格、3420円)を380円(11%)上回る3800円で初値を付けた。終値は4200円と初値を上回った。
 
個別では、ロコンド、インフォネット、メドレックス、レントラックス、ピアズが年初来安値を更新。マーケットエンタープライズ、ライトアップ、アルファポリス、テックポイント・インク、ジーンテクノサイエンスが売られた。
 
一方、手間いらず、パルマ、アイリッジ、ラクス、くふうカンパニーなど10銘柄が年初来高値を更新。すららネット、シノプス、フリークアウト・ホールディングス、VALUENEX、HPCシステムズが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次