マザーズ指数は5日ぶり反発、IPO銘柄中心の買い

東証マザーズ指数は前日比6.93ポイント高の880.02ポイントと5日ぶり反発。
IPO銘柄中心に物色旺盛で、全体的にセンチメントが良好な中、久しぶりに時価総額上位も堅調な動きを見せ、7日ぶりの反発となった。サンバイオは連続ストップ安となったがメルカリやそーせいグループなど他の主力銘柄が堅調で指数を押し上げた。3日に慢性期脳梗塞向け医薬品を米国で共同開発していた大日本住友と契約を解消すると発表したサンバイオは売り気配が続き、大引けで制限値幅の下限(ストップ安水準)となる前日比700円(20.3%)安の2745円で配分された。
値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は86となった。
 
17日にマザーズ市場に上場したフリーの終値は2700円で、初値を200円(8.0%)上回った。売買代金は470億円を超え、マザーズ市場では首位。同市場全体の3割超を占めた。
 
同日マザーズ市場に上場したウィルズには買いが集まり、取引が成立しなかった。気配値を公開価格の2.3倍にあたる2208円に切り上げた。
 
個別では、アマナ、エヌ・ピー・シー、トランザスが年初来高値を更新。ホットリンク、プロレド・パートナーズ、イノベーション、ヘリオス、あんしん保証が買われた。
 
一方、サンバイオがストップ安。駅探、リビン・テクノロジーズ、メドレー、JMDC、ランサーズなど11銘柄は年初来安値を更新。ダブルエー、クックビズ、フィット、スマレジ、ベガコーポレーションが売られた。
 
 

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