マザーズ指数は5日ぶり反発、押し目買い

東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比29.02ポイント高い1038.41だった。朝方は売りが先行し、マザーズ指数は心理的な節目の1000を下回り、20年8月以来の安値水準になる場面があった。ただ、その後は値ごろ感を意識した買いが優勢になって上昇に転じ、午後にかけて上げ幅を広げた。
午前の取引で下げが目立っていたメルカリは「中長期的な成長期待が続いている」として押し目買いが入って上昇。フロンテオやトレンダも上げた。半面、Pアンチエイやヘリオスが下落した。
マザーズは前日比上げ幅が2.9%と日経平均株価(0.6%)を大きく上回り、75%の銘柄が値上がりで「薄く広く押し目買いが入った」形となった。
値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は86となった。
 
個別では、グローバルウェイ、サーキュレーションがストップ高。ログリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、うるる、MRT、トレンダーズ、フリークアウト・ホールディングスは年初来高値を更新。ヘッドウォータース、ジモティー、FRONTEO、ココペリ、ビートレンドが買われた。
 
一方、フィット、総医研ホールディングス、アスカネット、タスキ、AMBITIONなど83銘柄が年初来安値を更新。エコモット、アクセルマーク、キャリア、エクスモーション、タメニーが売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次