マザーズ指数は5日ぶり反発、主力銘柄に買い

東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比61.64(5.33%)ポイント高い1217.06だった。上昇率は5月7日(6.48%)以来の大きさだった。米大統領選を前に撤収姿勢にあった個人投資家が市場に戻り始め、マザーズ指数が前営業日比5%を超える急反発となった。国内のIT(情報技術)株が多く集まるマザーズ市場にも波及し、主力銘柄に買いが集まった。
ただ物色対象に新鮮味がない上、直近の下落率に比べ戻りは限られている。市場関係者は「下値圏でのもみ合いの範囲内。明確に戻り局面に入ったとは言い切れない」と指摘していた。値上がり銘柄数は298、値下がり銘柄数は29となった。
 
個別ではリアルワールド、プレミアアンチエイジング、ログリーがストップ高。リグア、バリュエンスホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、松屋アールアンドディなど3銘柄は年初来高値を更新。ケアネット、BASE、カラダノート、ユナイトアンドグロウ、ベガコーポレーションが買われた。
 
一方、アクシス、ロコガイドが年初来安値を更新。リネットジャパングループ、テノ.ホールディングス、Aiming、エヌ・ピー・シー、ユニフォームネクストが売られた。
 

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