マザーズ指数は4日続落、8割の銘柄が売られる

東証マザーズ指数は前日比22.34ポイント安の1159.08ポイントと4日続落。
新規の手掛かり材料に乏しい中、東京都への緊急事態宣言再発令に対する警戒感から投資家心理が悪化し、マザーズでは全体の8割の銘柄が値下がりする全面安の展開となった。
Pアンチエイやカイオムが下落した。一方、メルカリは上昇した。
短期資金は引き続き直近IPO(新規上場)銘柄に向かった。
市場関係者は「マザーズ市場は内需関連銘柄が多く、指数の下落率が大きくなった」とみている。
値上がり銘柄数は53、値下がり銘柄数は311となった。
 
8日に東証マザーズ市場に上場したコラントッテの終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比300円(21.7%)高の1685円だった。
 
個別では総医研ホールディングス、アスカネット、ジェネレーションパス、ティーケーピー、ベガコーポレーションなど48銘柄が年初来安値を更新。ツクルバ、トラストホールディングス、ミクリード、アンジェス、フレアスが売られた。
 
一方、ステムセル研究所、BCC、コラントッテがストップ高。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、アクアラインは一時ストップ高と値を飛ばした。BlueMeme、カイオム・バイオサイエンス、アイドマ・ホールディングスなど5銘柄は年初来高値を更新。リグア、JTOWER、WDBココ、sMedio、ベストワンドットコムが買われた。
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次