マザーズ指数は4日続落、連日で年初来安値

 
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比21.23ポイント安い1009.39と、連日で年初来安値を更新した。
マザーズ銘柄中心に買方の評価損が膨らんでおり、前日に大きく押された銘柄も総じて買いは鈍かった。引き続き値動きの軽い東証1部の海運株などに個人の関心が向いていたことも、小型株の重しとなった。
16日に続きメルカリやフリーが売られ、指数の重荷となった。GWやラキールが下落した。一方、PアンチエイやEnjinが上昇した。
朝方は自律反発狙いの買いが入った銘柄も短時間で下落に転じるなど、「一段の下落を警戒する動きが目に付いた」いい、マザーズ指数は連日で年初来安値となるなど、下値模索の展開となった。
売買代金は概算で1208.39億円。騰落数は、値上がり69銘柄、値下がり298銘柄、変わらず9銘柄となった。
 
個別では、サイジニアがストップ安。総医研ホールディングス、ジェネレーションパス、cotta、ティーケーピー、GA technologiesなど84銘柄は年初来安値を更新。グローバルウェイ、ラキール、ITbookホールディングス、ココペリ、アライドアーキテクツが売られた。
 
一方、FRONTEO、トレンダーズ、インティメート・マージャーがストップ高。くふうカンパニー、ロコガイドは一時ストップ高と値を飛ばした。アクセルマーク、パワーソリューションズ、ヘリオス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、フリークアウト・ホールディングスなど8銘柄は年初来高値を更新。MRT、ジモティー、ベイシス、Enjin、ビートレンドが買われた。

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