東証マザーズ指数は大幅に続落した。前引けは前日比38.76ポイント(4.18%)安い888.93と、2020年5月以来の低水準となった。5日の米ハイテク株安を受けて投資家心理が悪化し、グロース(成長)株が多いマザーズ銘柄には売りが膨らんだ。
市場では「12月に新規株式公開(IPO)が相次いだのをきっかけに需給が悪化し、マザーズ銘柄の多くで株価下落に歯止めがかからない」(ネット証券)との声があった。
フロンテオやメルカリが下落した。一方、ステラファやサイエンスAは上昇した。
値上がり銘柄数は40、値下がり銘柄数は377となった。
個別ではケアネット、総医研ホールディングス、フルッタフルッタ、ジェイフロンティア、ファンデリーなど106銘柄が昨年来安値を更新。インティメート・マージャー、エフ・コード、コマースOneホールディングス、Kudan、FRONTEOが売られた。
一方、サイエンスアーツ、JMC、ハイブリッドテクノロジーズ、霞ヶ関キャピタル、CS-Cが買われた。
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