東証マザーズ指数は大幅に4日続落した。終値は前週末比32.70ポイント(4.51%)安い691.95だった。
日経平均と同様に寄り付き後も下げ幅を広げる動きを見せた。前場につけた682.22ポイントを安値にその後は若干下げ渋ったものの、マザーズの主力処を中心に全般下げがきつく、終日冴えない値動きが継続する展開となった。
主要国によるロシアへの制裁強化の思惑や原油高を背景に世界景気が冷え込むとの見方が一段と強まるなか、投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。メルカリなど指数寄与度が高い銘柄の下げが指数を下押しした。フリーや旅工房が下落した。一方、GRCSやログリーが上昇した。
騰落数は、値上がり37銘柄、値下がり386銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、コアコンセプト・テクノロジー、サイエンスアーツ、旅工房がストップ安。EduLabは一時ストップ安と急落した。トライステージ、トランスジェニック、cotta、パルマ、スタジオアタオなど53銘柄は昨年来安値を更新。ベストワンドットコム、マーキュリーリアルテックイノベーター、アドベンチャー、サインド、イメージ・マジックが売られた。
一方、ログリー、GRCSがストップ高。エッジテクノロジー、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタは昨年来高値を更新。ROBOT PAYMENT、リネットジャパングループ、農業総合研究所、サイバートラスト、サンワカンパニーは買われた。
