マザーズ指数は4日続落、リスク回避の売りが続く

 
東証マザーズ指数は前日比38.75ポイント安の996.34ポイントと4日続落。
マザーズ指数は昨年4月以来の1000ポイントの大台を割り込んだ。リスク回避の売りが続いた。
中国株が下落し、東証1部市場で幅広い業種が値を下げた影響で、新興企業市場でも売りが優勢だった。値下がりした銘柄は、マザーズで約9割に達した。
市場では「信用取引で買った投資家が、株価の下落で投げ売りに追い込まれている」との指摘も出ていた。
値上がり銘柄数は27、値下がり銘柄数は226となった。
 
個別では、アイ・ピー・エスがストップ安。アイティメディア、ジーエヌアイグループ、イオレ、メディネット、手間いらずなど76銘柄は年初来安値を更新。ZUU、ディー・ディー・エス、エニグモ、モブキャストホールディングス、ビーブレイクシステムズが売られた。
 
一方、海帆、タイセイ、アセンテック、シェアリングテクノロジー、弁護士ドットコムなど6銘柄が年初来高値を更新。エーアイ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、駅探、和心、シルバーライフが買われた。

4日にマザーズに上場したロジザードは上場2日目の5日に公募・売り出し(公開)価格である900円の2.8倍となる2500円で初値を付けた。終値は2450円と初値を2%下回った。
 
5日にマザーズに上場したキャンディルの初値は公開価格(1180円)を52.5%上回る1800円だった。終値は1450円と初値を19.4%下回った。

 

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