東証マザーズ指数は前日比16.35ポイント高の991.39ポイントと4日続伸。
27日の米株高や為替の円安推移など良好な外部環境を背景に、買いが先行。ただ、今夜予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演や月末の米中首脳会談などを控え、買い一巡後は模様眺めムード。
直近IPO銘柄といった一部銘柄に資金が集まっているが、マザーズ指数や同先物の水準を一段と押し上げるのにはやや力不足。目先は狭いレンジでのもみ合いが続くとみられる。
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は68となった。
個別では、エクスモーションがストップ高。ジェネレーションパス、オークファン、ALBERT、イーソルは年初来高値を更新。アクトコール、ソウルドアウト、ブリッジインターナショナル、ソネット・メディア・ネットワークス、イオレが買われた。
一方、アズーム、ジーニーが年初来安値を更新。グローバルウェイ、HANATOUR JAPAN、アイペット損害保険、ロジザード、JMCが売られた。
マザーズ市場にきょう新規上場した霞ヶ関Cは午前は取引が成立しなかった。公募・売り出し価格(公開価格)の3240円から72%高い5570円の買い気配で終えた。太陽光発電施設の開発・販売や不動産のコンサルティング事業などを手掛ける。
