マザーズ指数は4日続伸、買い安心感が広がる

東証マザーズ指数は前日比17.54ポイント高の1203.13ポイントと4日続伸。
海外株高の流れが好感、外部環境の好転を背景に続伸した。投資家のリスク選好姿勢が強まり、買い安心感が広がった。
引き続き個人投資家による中小型株への物色シフトも見られ、直近IPO銘柄を中心に大きく値を飛ばした。
値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は51となった。

28日にマザーズ市場に新規上場しきょう初値が付いたアジャイルなど、初値が公開価格の2倍以上になる銘柄が相次ぎ、新規株式公開(IPO)の好調が目立っている。 
アジャイルは、公募・売り出し(公開)価格(3000円)の約5.2倍となる1万5470円の初値を付けた。午前終値は初値比約9%安い1万4150円だった。
 
マザーズ上場2日目の和心も初値を付けた。公開価格(1700円)の約2.7倍となる4555円。前引けは初値比約9%安い4150円だった。
 
30日に新規上場したリビング保証は買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。気配値は公開価格(1760円)と比べ70%高い2992円。

個別では、神戸天然物化学がストップ高。ユナイテッド、AMBITION、すららネット、トレンダーズ、HANATOUR JAPANなど10銘柄は昨年来高値を更新。フェイスネットワーク、SOU、マネーフォワード、チェンジ、シルバーライフが買われた。
 
一方、バーチャレクス・ホールディングス、ASJ、ソレイジア・ファーマ、ソフトマックス、パルマが売られた。
 

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