マザーズ指数は4日続伸、出遅れ感で関心集まる

東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比4.21ポイント高い880.67だった。
日経平均は2日続けて100円超の下落となった。こうした中、投資家の物色対象は引き続き中小型株に集まり、とりわけ、新興市場の中でもJASDAQ市場よりも更に出遅れ感のあるマザーズ市場に関心が向かっていた。レアジョブやそーせい、メルカリが上昇した。
 
引き続き決算発表や好材料などをきっかけに動意付いている銘柄などを買う動きが見られたが、この日は後場に入ってマイナスとなる銘柄も散見され、資金の逃げ足の速さがうかがわれた。「米中関係がなんとなくきな臭くなっているため、早めに手じまう動きが出やすかったようだ」という。
値上がり銘柄数は158、値下がり銘柄数は130となった。
 
個別では、リファインバースが一時ストップ高と値を飛ばした。手間いらず、アイリッジ、BASE、エンバイオ・ホールディングス、レアジョブなど8銘柄は年初来高値を更新。トランザス、ベストワンドットコム、アルファポリス、シェアリングテクノロジー、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
 
一方、ロコンド、ヴィッツ、レントラックス、ピアズ、MTGなど6銘柄が年初来安値を更新。中村超硬、グローバルウェイ、イオレ、エクストリーム、日本ホスピスホールディングスが売られた。

 

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