マザーズ指数は4日ぶり反落、IT関連株の一角に売り

東証マザーズ指数は前日比15.83ポイント安の1120.43ポイントと4日ぶり反落。
全般相場は堅調な推移となったが、マザーズの主力株は高安まちまちだった。このところ堅調に推移していたIT(情報技術)関連株の一角に売りが出た。
フロンテオやすららネットが下落した。一方、GWやJTOWERが上昇した。
市場では「直近の新規株式公開(IPO)銘柄が軟調ななか、新規上場したモビルスとメディア総研に資金が集まっていたようだ」との見方があった。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は284となった。
 
きょう東証マザーズ市場に上場したモビルスは、公開価格(1280円)を550円(42.9%)上回る1830円で初値を付けた。終値は初値比50円(2.7%)安の1780円だった。
 
きょう東証マザーズ市場に上場したメディア総研は、公開価格(2900円)を205円(7%)上回る3105円で初値を付けた。終値は初値比215円(6.9%)高の3320円だった。
 
個別では、フィット、アクアラインが年初来安値を更新。海帆、INCLUSIVE、FRONTEO、イーエムネットジャパン、AI insideが売られた。
 
一方、グローバルウェイ、アルーがストップ高。フィーチャは一時ストップ高と値を飛ばした。アクリート、JMDC、インパクトホールディングス、ジモティー、リビングプラットフォームなど6銘柄は年初来高値を更新。サーキュレーション、データセクション、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、サイバー・バズ、シルバーエッグ・テクノロジーが買われた。

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