マザーズ指数は4日ぶり反落、IT関連株に売り

東証マザーズ指数は前日比12.40ポイント安の1076.32ポイントと4日ぶり反落。5日移動平均線近辺まで押し返される格好となった。
米国のインフラ投資拡大への期待から景気敏感株に投資家の関心が移り、マザーズ市場のIT(情報技術)関連株に売りが出た。マザーズでは全体の約6割の銘柄が値下がり。国内では今週末から来週前半にかけお盆シーズンに入るため、「ポジション調整の売りが出やすかった」という。
前日まで復調していたマクアケなどに利益確定の売りが出る一方、年初来安値更新のBASEやQDレーザなどにも値動きの悪さを嫌気した売りが出た。ミンカブ・ジ・インフォノイドやMTGも売られた。BlueMemeは好決算受け大幅高だった。
騰落数は、値上がり143銘柄、値下がり217銘柄、変わらず15銘柄となった。
個別ではホットリンクがストップ安。ALBERT、勤次郎、ニューラルポケット、ラキール、ブレインズテクノロジーなど18銘柄は年初来安値を更新。メイホーホールディングス、マクアケ、ベイシス、日本リビング保証、アシロは値下がり率上位に売られた。
 
一方、ホープ、コンヴァノ、フォースタートアップス、BCCがストップ高。サンワカンパニー、グローバルウェイ、ヘリオス、ブティックスは年初来高値を更新。ディジタルメディアプロフェッショナル、BlueMeme、アルー、Kaizen Platform、ブランディングテクノロジーが買われた。

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