マザーズ指数は4日ぶり反落、利益確定売りを出す展開

東証マザーズ指数も4営業日ぶりに反落した。終値は前日比3.92ポイント安い1067.30だった。
前日の米株安や為替相場がやや円高方向に振れていることなどが逆風となるなか、マザーズ先物には朝方から買いが先行した。国内証券の格上げ観測のみられたそーせいが大幅続伸となったほか、バイオ株の堅調推移が目立ったことが背景とみられる。
 
一方で、約8カ月ぶりに2万4000円の大台を回復した日経平均に対する短期的な過熱感が後場にかけて意識されるなか、大引けにかけて個人投資家が直近IPO銘柄中心にマザーズ銘柄にも利益確定売りを出す展開となった。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は148となった。
 
個別ではWASHハウスが年初来安値を更新。チームスピリット、ブティックス、和心、Mマート、エンカレッジ・テクノロジが売られた。
 
一方、夢展望、UUUM、エクスモーションが一時ストップ高と値を飛ばした。マーケットエンタープライズ、ロコンド、データセクション、ラクス、ダブルスタンダードなど16銘柄は年初来高値を更新。日本リビング保証、SOU、ピクスタ、バンク・オブ・イノベーション、プロパティデータバンクが買われた。
 
27日に上場したSBIIGは1998円で終えた。公開価格の2160円と同じ初値をつけ、終値は初値を7.5%下回った。

 

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