マザーズ指数は4日ぶり反落、メルカリが大幅安で指数押し下げ

東証マザーズ指数は前日比24.42ポイント安の1003.98ポイントと4日ぶり反落した。
メルカリが赤字決算を発表して大幅安となったことで指数を押し下げた。同じく決算を受けてミクシィ も下落した。また、注目された日米貿易協議(FFR)が10日まで延長されたことで協議内容を見極めたいとの思惑が広がり、週末要因のポジション調整の動きも相まって、節目の1000pt目前まで調整した。
市場では「この日は、メルカリだけでマザーズ指数の下げ幅がほとんど説明できる」といい、特定銘柄の動きに株価指数が左右されやすくなっている。

なお、売買代金は概算で829.65億円。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり179銘柄、変わらず5銘柄であった。 
 
個別では、フォーライフ、中村超硬、ブティックスがストップ安。夢展望、G-FACTORY、ドリコムなど19銘柄が年初来安値を更新した。
データホライゾンが20%超の下落となったほか、メルカリが10%安、ミクシイは7%安になり、2銘柄で指数を約17pt押し下げた。
パルマ、イノベーション、グローバルウェイ、リファインバースなども売られた。
 
一方、モブキャストホールディングス、エクストリームがストップ高。日本ファルコム、リンクバル、エナリス、ソネット・メディア・ネットワークスなど5銘柄は年初来高値を更新した。あんしん保証、GA technologies、アクセルマーク、ZUU、みらいワークスは買われた。

 

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