東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比8.71ポイント高い1190.88だった。
朝方から強含みで取引が始まり、前場後半から上げ幅を拡大する銘柄が多かった。「円安など外部環境の改善を受け、個人の短期投資家が買いを入れた」という。
フリーランスの経済規模拡大で業績成長期待が高まったクラウドWが上昇した。RPAやアジャイルなど直近新規株式公開(IPO)銘柄の一角も買われた。
値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は101となった。
マザーズ市場に4日上場し、買い優勢のまま取引が成立していなかったビープラッツは2日目の5日午後、公募・売り出し価格(公開価格、2200円)の4.5倍にあたる1万円で寄り付いた。その後も買いが続き、終値は初値を12%上回る1万1220円だった。
個別では、ブティックスがストップ高。FRONTEO、ユナイテッド、クラウドワークス、アークン、日本動物高度医療センターなど10銘柄は年初来高値を更新。旅工房、アジャイルメディア・ネットワーク、テモナ、アクセルマーク、RPAホールディングスが買われた。
一方、ミクシィ、夢展望、アセンテック、WASHハウス、和心が年初来安値を更新。JMC、SOU、シルバーライフ、インターネットインフィニティー、AMBITIONは値下がり率上位に売られた。
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