東証マザーズ指数は3日続落した。前日比6.68ポイント安の845.95ポイントだった。
前日の米国株の下落を受けて、日経平均は下げに転じる場面もあるなど、中小型株は先高期待が高まらず、買い見送りムードが続いている。
前日のマザーズ指数は逆行安となり、下値メドの1つと目される850pt近辺まで調整しているため、メルカリやツクルバなどマザーズ銘柄の一角では買い戻しや押し目買いの動きがあるが、自律反発の域を出ない。
市場では「米中摩擦に絡みトランプ米大統領の発言に振り回される展開が続いており、個人投資家はへき易している。来月初旬に米中閣僚級による通商協議が再開され、解決に向けた糸口をつかめなければ失望感に変わる」との声もある。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は187となった。
個別では、フィット、ITbookホールディングス、ジェネレーションパス、ビリングシステム、ビープラッツなど18銘柄が年初来安値を更新した。アンジェス、インパクトホールディングス、レアジョブ、トビラシステムズ、大泉製作所が売られた。
一方、手間いらず、ツクルバ、データホライゾン、イノベーション、NATTY SWANKYなど6銘柄が年初来高値を更新した。グローバルウェイ、ブライトパス・バイオ、ホープ、グッドスピード、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
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