東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比2.58ポイント(0.39%)安い667.47だった。朝方には下落率が2.5%に達し、2月24日に付けた昨年来安値(652.45)に迫る場面があった。前日の米長期金利の上昇を受けてハイテク株中心に売りが出たことが、成長株が多いマザーズ銘柄の重荷として意識された。一段の上値を追う動きは限られた。
ただ、下値は堅かった。同日の日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が底堅く推移したことで、投資家心理が改善し新興市場でも支えとなったとの見方があった。
メルカリやジーエヌアイが下げた。一方、フロンテオやパークシャは上げた。
売買代金は概算で1103.74億円。騰落数は、値上がり235銘柄、値下がり168銘柄、変わらず20銘柄となった。
個別では、プレミアアンチエイジングがストップ安。ケアネット、ユーザベース、スタメン、プレイド、ココペリなど33銘柄は昨年来安値を更新。ログリー、フィット、INCLUSIVE、グローバルセキュリティエキスパート、CINCが売られた。
一方、エッジテクノロジー、チームスピリット、サイエンスアーツ、フロンティアインターナショナルがストップ高。HYUGA PRIMARY CARE、コラントッテは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタは昨年来高値を更新。グローバルウェイ、アイ・パートナーズフィナンシャル、ジェネレーションパス、BeeX、Branding Engineerが買われた。
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