マザーズ指数は3日続落、時価総額上位が全般軟調

東証マザーズ指数は前週末比20.94ポイント安の1118.96ポイントと3日続落した。
前日の米国市場では高値警戒感から主要ハイテク株が大きく売られ、本日の東京株式市場もこうした流れを引き継いで全般に軟調だった。材料株などに物色が向かったものの、全体を押し上げるまでには至らなかった。
時価総額上位が全般軟調。時価総額上位では直近IPO(新規株式公開)銘柄のニューラルやティアンドエスが下落し、EC(電子商取引)関連のBASEはここまで大きく買われてきただけに下げが目立った。一方、菅義偉官房長官がオンライン診療の恒久化に前向きと伝わり、メドレーが買われた。
値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は210となった。
 
個別ではイトクロが年初来安値を更新。ビープラッツ、イグニス、バンク・オブ・イノベーション、モダリス、イルグルムが売られた。
 
一方、ITbookホールディングス、ブティックスがストップ高。パートナーエージェント、ブランディングテクノロジー、アイリックコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ユナイテッド、ジェネレーションパス、アズーム、農業総合研究所など15銘柄は年初来高値を更新。リアルワールド、リビン・テクノロジーズ、ライトアップ、リネットジャパングループ、グローバルウェイが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次