マザーズ指数は3日続落、換金売り

 
東証マザーズ指数は前週末比6.88ポイント安の1023.66ポイントと3日続落。
東京市場全般は堅調な推移となったが、マザーズは蚊帳の外。週明けで動意が薄い中、「業績が伸び悩んでいる銘柄に売りが目立った」という。
朝方は前週末10日の米株高を受けて高く始まったが、その後は売りに押された。年末にかけて新規株式公開(IPO)ラッシュを控えており、資金を捻出するための換金売りが重荷となったとの声が聞かれた。
前週末10日に公募増資などで約52億円を調達すると発表した霞ヶ関Cは大引けで、制限値幅の下限(ストップ安)となる前週末比700円(16.6%)安の3520円で売買が成立した。フリーやそーせいが下落した。半面、ビジョナルやメルカリが上昇した。
売買代金は概算で1881.51億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり278銘柄、変わらず17銘柄となった。

個別では、霞ヶ関キャピタル、カラダノート、ブレインズテクノロジー、コアコンセプト・テクノロジー、イトクロがストップ安。グローバルウェイは一時ストップ安と急落した。イオレ、アスカネット、ネットイヤーグループ、ディジタルメディアプロフェッショナル、FFRIセキュリティなど56銘柄は年初来安値を更新。CINC、ランディックス、INCLUSIVE、エーアイ、ボードルアが売られた。
 
 一方、リアルワールド、フレクト、フロンティアインターナショナル、Birdmanがストップ高。ビジョナル、バーチャレクス・ホールディングスなど3銘柄は年初来高値を更新。スローガン、ACSL、アクシージア、エスユーエス、イーエムネットジャパンが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次