マザーズ指数は3日続落、幅広い銘柄に売り

 
東証マザーズ指数は前週末比21.35ポイント安の752.13ポイントと3日続落。
米国の金融政策が早期に正常化に向かうとの見方が投資家心理の重荷となり、成長株が多いマザーズ市場では幅広い銘柄に売りが出た。
前週末終値水準から始まったマザーズ指数は、寄り付き後すぐに777.24ポイントまで上昇。しかし、その後は急激に売りに押されてマイナスに転じ、前場中頃からはさらに一段安の展開に。後場は下げ幅を縮める場面もあったものの、結局はもみ合い気味の推移に終始した。
市場関係者は、米金利が上昇基調にあることに加えて新規株式公開(IPO)を取り巻く需給環境も良くないため、新興株には買いを入れにくい状況が続いている」と話していた。
すららネットや旅工房が売られた。一方、前期純利益が上振れしたJIGSAWは買われた。カラダノートも上昇した。
 
売買代金は概算で1112.96億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり314銘柄、変わらず17銘柄となった。
 
個別では、旅工房がストップ安。ファンデリー、富士山マガジンサービス、アンビション DX ホールディングス、イルグルム、データセクションなど25銘柄は昨年来安値を更新。すららネット、エフ・コード、HYUGA PRIMARY CARE、Green Earth Institute、ジェイフロンティアが売られた。
 
 一方、アスカネット、カラダノート、サイエンスアーツがストップ高。デコルテ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッドは昨年来高値を更新。サインド、ホープ、JIG-SAW、サクシード、スローガンが買われた。

 

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