東証マザーズ指数は前週末比60.81ポイント安の1152.84ポイントと3日続落した。
2日のNYダウが4日続落するなど外部環境の不透明感を背景に、日経平均株価が先月14日以来約3週間ぶりに2万1000円台を割り込み、リスクオフの流れが新興市場にも波及した。
下落率は5%を超えた。投資マインドの悪化で、値上がり銘柄数9に対し、値下がり銘柄数が228と、全面安商状となった。
2日にマザーズに上場したSERIOホールディングスは5日に初値4100円付けたあと、初値を基準とする制限値幅の下限(ストップ安水準)である3400円まで売られた。初値は公募・売り出し価格(公開価格)の2.3倍だった。
2月下旬に上場したMマートやJテック・Cも売られた。マザーズでは時価総額の大きいそーせいやパークシャも下げが目立った。
個別では、マネーフォワード、SERIOホールディングスがストップ安。モルフォ、カヤック、アイリッジ、Mマート、カイオム・バイオサイエンスなど7銘柄は昨年来安値を更新。GMO TECH、ASJ、総医研ホールディングス、カナミックネットワーク、フィル・カンパニーが売られた。
一方、AMBITION、ジェイテックコーポレーション、イグニス、メドレックス、トレンダーズが昨年来高値を更新。オウチーノ、テックポイント・インク、エル・ティー・エス、ラクスが買われた。
