マザーズ指数は3日続落、リスク回避の売りが続く

東証マザーズ指数も3日続落し、終値は前日比9.20ポイント安の1035.09と連日で年初来安値を付けた。
朝方から売りが先行し、終日マイナス圏で推移した。不安定な相場状況が続き、新興市場にはリスク回避の売りが続く。
直近に新規株式公開(IPO)し、指数の算出対象となっていないZUUなどが資金を集めたことも指数の上値を重くした。
 
信用取引の期日に絡んだ売りが連日の安値更新を招いたとの見方が出ている。市場関係者は、「信用期日明けの反発を期待した先回り買いが入りやすい状態だ」と話していた。
値上がり銘柄数は82、値下がり銘柄数は169となった。
 
個別では、アイティメディア、ジーエヌアイグループ、トライステージ、イオレ、メディネットなど56銘柄が年初来安値を更新。ALBERT、アークン、みらいワークス、総医研ホールディングス、アンジェスが売られた。
 
一方、海帆、アセンテック、ユーザベース、ZUU、アイ・ピー・エスが年初来高値を更新。ラクスル、グレイステクノロジー、エイトレッド、トランザス、HEROZが買われた。
 
 
4日に東証マザーズ市場に上場したロジザードは買い注文が膨らみ、取引が成立しなかった。公募・売り出し価格(公開価格、900円)の2.3倍にあたる2070円の買い気配で終えた。
 

 

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