マザーズ指数は3日続伸、1カ月ぶり高値

東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比14.15ポイント高い1174.18と、5月6日以来約1カ月ぶりの高水準となった。個人投資家の運用意欲は旺盛で、材料が出た銘柄や値動きの軽い銘柄に買いが入った。新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、国内景気が回復に向かうとの見方から資金を新興市場銘柄に分散する動きが出た。
 
時価総額上位のBASEやマネフォ、フリーなど主力銘柄の一角への買いが指数を押し上げた。一方、ウェルスナビやメルカリが下げた。
値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は93となった。
 
個別ではオンデックが一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ジェイグループホールディングス、LeTech、Delta-Fly Pharma、サイジニアなど9銘柄は年初来高値を更新。ステラファーマ、クックビズ、BASE、キャリア、グッドスピードが買われた。
 
一方、ホープ、自律制御システム研究所が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、I-ne、ハウテレビジョン、モダリス、メイホーホールディングスが売られた。

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