マザーズ指数は3日続伸、買い戻しの動き

東証マザーズ指数は3日続伸した。前週末比15.67ポイント高の879.65ポイントだった。
日経平均が続伸。こうした背景が個人投資家心理の改善にも寄与する形で新興市場にも買いが波及しマザーズ市場にも短期資金が流入、小口買いが優勢だった。
その後、日経平均が上値の重くなるなか、時価総額の大きいマザーズ銘柄中心に買い戻しの動きが強まったこともあり、マザーズ指数は高値圏での推移を継続した。
指数インパクトの大きいそーせいやメルカリが大きく上昇したほか、直近IPO銘柄のサイバー・バズも大幅高となった。
市場からは、9月中間期の配当や株主優待の権利確定を前に「売り惜しみムードが強かった」との指摘があった。
売買代金は概算で911.48億円。騰落数は、値上がり189銘柄、値下がり90銘柄、変わらず12銘柄となった。
 
きょう、東証マザーズ市場に新規上場したチャットWは公開価格1600円を7.5%下回る1480円で初値をつけた。その後も売り優勢が続き、終値は1400円だった。

個別では、ビリングシステム、ライトアップがストップ高となった。ドリコム、ギフティ、エヌ・ピー・シー、プロレド・パートナーズは年初来高値を更新した。エディア、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、ホープ、サイバー・バズ、シノプスが買われた。
 
一方、グローバルウェイ、Sansan、インフォネットが年初来安値を更新した。日本ファルコム、バンク・オブ・イノベーション、サンワカンパニー、くふうカンパニー、sMedioが売られた。
 

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