マザーズ指数は3日続伸、終日高値圏でもみ合う展開

東証マザーズ指数は3日続伸した。前週末比15.07ポイント高の909.52ポイントだった。
市場の最大の関心事であった米中首脳会談を無事に通過した他、ファーウェイを巡るトランプ大統領の態度軟化もあり、マザーズ指数もイベント通過を受けて、買い戻しのスタート。ただし、日経平均が終日じりじりと上げ幅を広げるなか、資金は相対的に主力市場に流れ、マザーズ指数は終日高値圏でもみ合う展開となった。
 
「貿易摩擦は解決されておらず、買い材料としては一時的」との見方が多く、売買代金についても「新規資金が入ってきておらず、節目の割に取引は低調」との指摘も出ている。
 
売買代金は概算で754.34億円。騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり58銘柄、変わらず6銘柄となった。
 
個別では、アクセルマークが一時ストップ高となった。キャンディル、データホライゾン、モルフォ、イノベーション、そーせいグループなど6銘柄は年初来高値を更新した。SOU、日本ホスピスホールディングス、ブランジスタ、メドレックス、ソレイジア・ファーマが買われた。
 
一方、インフォネット、リビン・テクノロジーズ、ピアズ、ブランディングテクノロジーが年初来安値を更新した。中村超硬、CRGホールディングス、グローバルウェイ、リネットジャパングループ、バーチャレクス・ホールディングスが売られた。
 

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