マザーズ指数は3日続伸、約1カ月ぶりの高値圏

東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比0.85ポイント高い1136.26だった。
朝方に上昇した後は利食い売りに押される形でマイナス圏での推移が続いたものの、後場中盤で切り返し、小幅高で終わった。IT(情報技術)関連株の一角に利益確定の売りが出て下落する場面もあったが、医薬品株を中心に買われ、約1カ月ぶりの高値圏を維持した。
ナノキャリアやサンバイオ、ステラファーマが上昇した。一方、海外投資家向けの公募増資を発表したライフネットは下落。フリーや弁護士COMも売られた。
「東京都の新型コロナウイルス新規感染者数の減少などが投資家心理を支えており、足元の上昇基調は変わらない」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は167となった。
 
個別では、グローバルウェイ、ヘッドウォータース、リビングプラットフォームがストップ高。データホライゾン、ビートレンド、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、アクリート、JMDC、MRT、トレンダーズなど9銘柄は年初来高値を更新。サイジニア、ナノキャリア、ステラファーマ、ベイシス、松屋アールアンドディが買われた。
 
一方、海帆、アクアラインがストップ安。すららネット、ライフネット生命保険、エクストリーム、インティメート・マージャー、フリーが売られた。

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