東証マザーズ指数は前日比15.29ポイント高の1175.73ポイントと3日続伸した。
終値としては9月15日以来の高値水準となる。
3万円手前で伸び悩んだ日経平均と対照的に、マザーズ指数は終日堅調な展開だった。
マザーズ市場でも主力IT株の一角がやや軟調だったが、企業決算の発表が一巡したことで、値幅の大きく出やすい新興株に個人投資家の物色の矛先が向いたようだ。
売買代金は概算で2127.54億円となり、前日に続き2000億円台乗せ。騰落数は、値上がり216銘柄、値下がり165銘柄、変わらず9銘柄となった。
アスタリスクやフロンテオが上昇した。半面、HENNGEやメルカリ、ココペリは下げた。
マザーズは活況で、売買代金が前日に続いて2000億円を超えた。「決算発表一巡で材料が乏しくなった主力株から資金がシフトしている」という。
値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は167となった。
個別ではFRONTEO、夢展望、ホットリンク、日本情報クリエイト、ENECHANGEなど14銘柄がストップ高。グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ピクスタ、アズーム、霞ヶ関キャピタル、ビーブレイクシステムズなど23銘柄は年初来高値を更新。デジタリフト、リビン・テクノロジーズ、INCLUSIVE、中村超硬、ポートが買われた。
一方、パルマ、モブキャストホールディングス、アプリックス、バリューデザイン、フィーチャなど28銘柄が年初来安値を更新。ココペリ、ビートレンド、ジィ・シィ企画、インフォネット、インティメート・マージャーが売られた。
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