東証マザーズ指数は前日比9.99ポイント高の646.58ポイントと3日続伸。
マザーズ指数も寄り付きから前引けにかけては弱含んだ。ただ、欧米での新型コロナの感染者の増加ペースが鈍化したとの見方や、政府の緊急事態宣言を受けて当面の悪材料出尽くし感が強まり、後場に入ってからは個人投資家のセンチメントも改善した。
緊急事態宣言の発動に伴う企業の在宅勤務強化で、サイバー対策関連銘柄としてサイバーセキが買われたほか、3月の新規会員登録者数が大幅に増加したと発表したcottaが上昇した。一方、オンライン診療関連銘柄としてこのところ物色されていたメドレーやMRTは売られたほか、マネフォも下落した。
値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は63となった。
個別では、フーバーブレイン、Kudan、ユナイトアンドグロウ、ポート、ハウテレビジョンなど6銘柄がストップ高。ステムリム、ヴィス、ジェイック、INCLUSIVE、松屋アールアンドディは一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、AI inside、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど5銘柄は年初来高値を更新。アライドアーキテクツ、ミクリード、ロゼッタ、cotta、Macbee Planetが買われた。
一方、MRT、農業総合研究所、関通、くふうカンパニー、オイシックス・ラ・大地が売られた。
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