東証マザーズ指数は前日比4.87ポイント高の838.61ポイントと3日続伸。
注目のアンジェスが朝安後に持ち直したほか、好決算銘柄を中心とした物色も引き続き活発だった。前日の米国市場ではハイテク株を中心に軟調で、本日の日経平均も朝方売りが先行。しかし、その後日経平均は下げ渋る展開となったため、新興市場でも個人投資家のマインド悪化にはつながらなかったようだ。
ネットセキュリティー事業などリモートワークに絡んだ銘柄や、医療機器関連企業などが個別に買われた。また、好決算銘柄などにも買いが入った。一方で利益確定の動きも見られ、新興市場全体は売り買い交錯状態だった。サイバーセキは売買代金211億円と大商いで22%上昇。
売買代金は概算で1775.44億円。騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり170銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、エクスモーション、リボミック、アジャイルメディア・ネットワーク、ピアズ、リグアなど6銘柄がストップ高。イグニスは一時ストップ高と値を飛ばした。ディジタルメディアプロフェッショナル、Aiming、バリューデザイン、ミンカブ・ジ・インフォノイド、カイオム・バイオサイエンスなど7銘柄は年初来高値を更新。サイバーセキュリティクラウド、INCLUSIVE、ライフネット生命保険、アドウェイズ、スポーツフィールドが買われた。
一方、ブランジスタ、霞ヶ関キャピタル、パートナーエージェント、インタースペース、すららネットが売られた。
