東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比8.97ポイント高い1157.83と約2カ月ぶりの高値を付けた。
米ダウやマザーズ先物が下落した流れを引き継ぎ、反落でスタートした。寄り付き後は、マイナス圏でスタートした時価総額上位のメルカリやフリーなどがプラスに転じて相場を下支えし、マザーズ指数は上げ幅を拡大し堅調な推移となった。
日経平均株価が8日続伸となる好地合いの中で新興市場も堅調地合いが継続している。
日本電解やメルカリが上昇した。一方、Pアンチエイやフロンテオが下落した。
マザーズの値上がり銘柄比率は59%と、東証1部(73%)に比べて広がりを欠いており、「目立つ材料のある銘柄が個別に物色されている程度」という。
値上がり銘柄数は225、値下がり銘柄数は132となった。
個別では、アールプランナー、キャリア、和心がストップ高。日本電解は一時ストップ高と値を飛ばした。モビルス、JMDC、トレンダーズは年初来高値を更新。アディッシュ、ピアズ、HENNGE、総医研ホールディングス、シルバーエッグ・テクノロジーが買われた。
一方、ピースリーが一時ストップ安と急落した。シイエヌエス、キャンバス、ホープ、ALiNKインターネット、フューチャーリンクネットワークは年初来安値を更新。グローバルウェイ、サンバイオ、ヘリオス、Enjin、ヤプリが売られた。
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