マザーズ指数は3日続伸、堅調な展開

東証マザーズ指数は前日比8.05ポイント高の900.37ポイントと3日続伸した。
個人投資家による中小型株物色の流れを引き継いで、堅調な展開が続きそうだ。前日のマザーズ市場は、主力の東証1部市場が方向感のない展開となるなか、個人投資家の関心はマザーズ市場に向かっている。クリスマス休暇の影響で市場参加者の減少傾向が続くと見られ、前日と同じように中小型株への物色意欲が強まり、時価総額上位銘柄への買い戻しが見られた。そーせいやITbook、メルカリが上昇した。一方で、サンバイオやジーエヌアイ、エヌピーシーは下落した。
値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は99となった。
 
25日にマザーズ市場に上場した2銘柄は上場2日目の26日午前に初値を付けた。WDBココは9時06分、公募・売り出し価格(公開価格、1530円)の2.2倍にあたる3400円で初値を付けた。午前の終値は3440円。AIinsは10時37分、公開価格(3600円)の3.5倍にあたる1万2600円で初値を付けた。午前の終値は1万4910円。
 
26日にマザーズ市場に上場したスポーツFは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公開価格(2730円)を77%上回る4825円に水準を切り上げた。
個別では、ITbookホールディングス、ネットイヤーグループが一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、手間いらず、バルニバービ、ロードスターキャピタル、ピーバンドットコムなど16銘柄は年初来高値を更新。ピアラ、シャノン、スペースマーケット、中村超硬、インパクトホールディングスが買われた。
 
一方、メディネット、フルッタフルッタ、ウォンテッドリー、Chatwork、トゥエンティーフォーセブンなど7銘柄が年初来安値を更新。WASHハウス、チームスピリット、東名、カオナビ、ユナイトアンドグロウが売られた。

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