東証マザーズ指数は前週末比1.18ポイント高の1051.08ポイントと3日続伸。
軟調な米ナスダックや小幅安の流れを引き継ぎ、小幅安で寄り付きとなった。寄り付き前に発表された4-6月期のGDPが市場予想より悪化したことを受けて、一時は下げ幅を拡大する場面があったものの、金曜日に好決算を発表した時価総額上位のBASEが徐々に上げ幅を拡大しストップ高となったことが指数を押し上げた。メドレーやマクアケが上昇した。
一方、時価総額上位のメルカリ、弁護士ドットコムなど巣籠り、在宅ワーク関連銘柄が重い値動きとなり指数の重しとなったようだ。
マザーズでは売買代金10億円以上の銘柄が40を超えるなど、個別の売買で商いが膨らんだ銘柄が多かった。海外勢不在で東証1部銘柄の動きが全体に鈍り、「東証1部に流れていた個人の取引が新興市場に戻った」という。
値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は161となった。
個別では、データホライゾン、ティアンドエス、BASE、トレンダーズ、インターネットインフィニティーなど8銘柄がストップ高。ウィルズは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、トライステージ、総医研ホールディングス、ジェネレーションパス、オークファンなど22銘柄は年初来高値を更新。日本リビング保証、ログリー、BuySell Technologies、コパ・コーポレーション、アプリックスが買われた。
一方、ITbookホールディングスがストップ安。パワーソリューションズは一時ストップ安と急落した。ピアズ、ナレッジスイート、バリューデザイン、クラウドワークス、ZUUが売られた。
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