東証マザーズ指数は前日比5.83ポイント高の970.30ポイントと3日続伸。
26日の米ハイテク株高や円安傾向を映して買いが先行して始まりそうだ。ただ、月末に開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議や29日に今月7、8日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表を控え、上値の重い展開を強いられるとみられる。
積極的にポジションを傾けにくい状況となっているものの、外部環境の動向に左右されやすい東証1部をはじめとした輸出関連株が手掛けづらいなかでは、マザーズ市場へと個人投資家の関心は向かって、下値の堅さも意識されている。
値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は113となった。
個別では、ジェネレーションパスが一時ストップ高と値を飛ばした。ファイズ、データホライゾン、VALUENEX、くふうカンパニー、日本動物高度医療センターが買われた。
一方、Mマート、アイリックコーポレーション、一家ダイニングプロジェクトが年初来安値を更新。フーバーブレイン、バリューデザイン、リンクバル、シェアリングテクノロジー、駅探が売られた。
