東証マザーズ指数は3日続伸した。前日比4.68ポイント高の896.26ポイントだった。
日経平均株価は、信越化など2019年4~6月期決算発表が良好な内容だったと受け止められた銘柄への買いが続き続伸した。為替も1ドル=108円台前半で落ち着いており、投資家マインドが改善している。
国内主力企業の決算発表が始まっており、前日は日本電産やアドバンテスなどの決算発表があった。両社とも米中貿易摩擦の拡大により、純利益は大幅な減益となったが、目先の悪材料出尽くしと捉えられ、上昇した。このことが好感され、マザーズ市場にも買いがシフトしている。
値上がり銘柄数は144、値下がり銘柄数は124となった。
個別では、データホライゾン、イグニス、システムサポート、ホープが年初来高値を更新した。テラプローブ、アジャイルメディア・ネットワーク、キャンバス、シルバーエッグ・テクノロジー、トラストホールディングスが買われた。
一方、スタジオアタオ、ナノキャリア、アドベンチャー、シンメンテホールディングスが年初来安値を更新した。ベガコーポレーション、メディア工房、Link-U、Fringe81、ロコンドが売られた。
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