東証マザーズ指数は小幅に3日続伸した。終値は前日比0.79ポイント高の1028.40だった。
朝方に横ばい圏で寄り付いた後、急速に下げ幅を拡大。その後は徐々に持ち直し、マザーズはプラス圏に浮上した。
時価総額の大きいメルカリが上昇し、指数を押し上げた。
市場関係者は「商いを伴って集中的に買われる銘柄が目立った」と指摘する。値下がり銘柄が多いことから、指数寄与度の高い銘柄の押し上げ効果が大きかったとみられる。
値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は142となった。
個別では、グローバルウェイ、エクストリーム、エナリスがストップ高。ソネット・メディア・ネットワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本ファルコム、エクスモーション、JMC、リンクバルなど6銘柄は年初来高値を更新。ジーンテクノサイエンス、プロレド・パートナーズ、アセンテック、ティーケーピー、CRI・ミドルウェアが買われた。
一方、中村超硬がストップ安。夢展望、コラボス、エコモット、システムサポート、UMNファーマなど9銘柄は年初来安値を更新。ユーザーローカル、ホットリンク、イオレ、グレイステクノロジー、アクリートが売られた。
